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楽器の今と昔。2。
風邪…治りかけです。
しかし油断大敵と見た。 ま、ともかく。 今日は先日のお話の続きです。 先日日記で書いたテレマン管弦楽団は、TPOによってモダン楽器と古楽器を持ちかえる、という器用な団体です。僕自身はコレギウム・ムジクム・テレマン(楽団が古楽器によって演奏する時に使う名前)の演奏をよく聞きにいっていたので、彼らの、テレマン管弦楽団としての演奏を聞くのは久々でした。 クラシックの演奏において、古楽器による演奏もすっかり市民権を得た感があります。それでも関西圏で、古楽器演奏一本のプロ団体としてやっていくのは、相当難儀なこととみえます。そんなわけで、テレマン協会は、モダン楽器と古楽器という二束のわらじをはかざるを得ない面もあるそうです。 さて、そこで。 本題です。 古楽器演奏とはなんでしょう? 単純にいうと、古い時代の楽器を使った演奏、ということになります。 もっと正確にいうと、ある曲が作曲され、演奏されていた当時の楽器や人数編成、演奏慣習、あるいは作者の意図などを再現して演奏すること。そういった過去の音楽を学究的に、回顧的にではなく、現代的なひとつの表現方法として捉えて演奏しよう、というものです。 温故知新。 実際、古楽器オーケストラとモダン楽器のオーケストラを聞き比べてみれば、その両者の表現方法に如何に違いがあるか、歴然としています。 もっとも、最近では、古楽器的な表現を取り入れるモダンオーケストラの指揮者や、古楽器とモダン楽器を半分半分取り混ぜて演奏するオーケストラなど、色々と面白い試みが増えてきました。 年代的に、古楽器からモダン楽器への変遷の過渡期にある作曲家(例えば、シューマン)の演奏をするときは、そんな試みはいかにも面白げですね。 中途な薀蓄をたれてしまいましたが。 結局何が言いたいのかというとぶっちゃけ。 僕は古楽器の音が好きです。 以上。
by vanitas-vanitatum
| 2004-10-27 00:34
| 音楽
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