河出書房の「ハローサマー・グッドバイ」読了。
一人称が若干ウザくて実はエロい主人公とちっちゃくて胸の大きい(に違いない)ヒロインが
イチャラブするSFでした。っていうとどうなんだろ。
レイ・ブラッドベリ「10月はたそがれの国」の
「みずうみ」が大好きなそこのあなただってきっと大丈夫!
っていうとこれはこれで。
はらはらしながらも最後の最後でほぉってなれてよかった。です。
セカイ系は好きでも悲しいのはキライ。セカイ系が許されるのは小学生までって?
うるさいやい。
と、気持ち揺さぶられたのはおいといて、
小説としても綿密に計算されててすごい。
再読してみると、でてくるわでてくるわ細かな布石が。
小説の命はディーテールに宿る。
クロース・リーディングができてこその楽しみなのです。
批評理論なんてくそ食らえ。
社会生活を若干の躁状態ですごしている今日この頃。
ゆり戻しがフリージング怖いです。