I would prefer not to
by vanitas-vanitatum
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
カテゴリ
全体
よしなしごと
音楽

VW
未分類
以前の記事
2011年 08月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 01月
2010年 11月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 05月
2008年 03月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月
2005年 08月
2005年 07月
2005年 06月
2005年 05月
2005年 04月
2005年 03月
2005年 02月
2005年 01月
2004年 12月
2004年 11月
2004年 10月
フォロー中のブログ
リンク
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧


<   2007年 07月 ( 6 )   > この月の画像一覧

消失点の一致。

読書というのは結構時間を食うものです。
2時間、3時間、下手したらもっともっと一つの本とにらめっこ。

好きなタイプの本があります。

本を読みおわったそのときに、物語がほどけて終わってゆく小説。
典型的にはガルシア・マルケスの「百年の孤独」でしょう。
マコンドとブエンディア一族の物語が、あれよあれよという間に
読者の読む「百年の孤独」という一冊の本に折りたたまれてゆく。
もうはじめて読んだときには、ラストシーンの鮮やかさに度肝を抜かれてしまいました。

そんな感じに素敵な読後感の小説を読みました。
スティーブン・ミルハウザーの「フランクリン・ペインの小さな王国」。
白水Uブックの「3つの小さな王国」の中の中篇です。訳者は柴田元幸。

上記のような、一種のカタルシスを感じるような条件には、
ラストにいたるまでの物語が長ったらしいことも
一つの条件にあるのでは、と感じます。
いや、誤解を受けそうです。計量的に長い必要はないかな。
読書をしているときには、時計の針が進んでいる時間と、
読者が主観的に感じる時間がもちろんあるわけなのですが、
たぶんこの主観的な時間が大いに関係ある。

「百年の孤独」は、池澤夏樹がフラクタルといったように、
マコンドをめぐるおおきな物語の中に、
無数の縮小されたサブプロットが詰め込まれています。
(ブエンディア達の孤独を物語る、いずれも同じ構造の物語です。
 ので、フラクタル、でよいのかな。)
その無数のサブプロットを僕達読者はひたすら読み続けるわけです。
もうそれこそ何時間も何時間も。

この意味で「フランクリン・ペインの小さな王国」も近しいものを感じました。
計量的には百年の孤独の数分の一の量だとはおもいますが、
物語の内的時間の圧縮率は決して引けをとりません。
ミルハウザーの特性はディーテールの書き込みでしょう。
その結果生まれてきた小説は、それこそ、
もっと直接的にフラクタルといってやってしまってかまわないかもしれない。
微細な書き込みを連ねて、さて終盤。

ふと、語りが「ほどけてゆく」。
あぁそろそろこの小説も終わりに近いに違いない、と読者は感じます。
この長く感じた読書の時間もそろそろ終わりに近づいてきています。
微細に書き込まれた物語と自分の読書時間を鳥瞰的に眺めたときに、
その二つの消失点が一致していることに気がついて、
これだこれ、うまいなぁ、してやられたなぁ、と大きくため息をつくわけなのです。

幸せ。
[PR]
by vanitas-vanitatum | 2007-07-31 22:14 |

ヤサシイワタシ。

知り合いのうちでなんとなく手に取った漫画。
「いきなりそれ行くか~」とのこと。

大人買いしました。
読んでみました。
面白かった。けど。

…そこでこうくるか!!をいをい。

確かに「いきなり」「それ」ですわ。はっはっは。
そうそう。その知り合いに教えてもらった、「世界で最も売れてる文芸誌」。
「最小説」。
中国の文芸雑誌です。月間で50万部売れているそうな。
もうその数だけで経済的な意味合い、文化的な意味合いで
強烈な勢力圏を形成しているとおもってよいでしょう。

今日、Current Awarenessという、NDLが運営している
図書館業界誌に、中国のインターネット人口の情報を引用していました。

ざっと1億3700万人だそうです。
http://www.dap.ndl.go.jp/ca/modules/car/index.php?p=3853

この人数がいわゆる文化的なリソースにアクセス出来うる潜在的な中国人口とすると、
このうちの50万部という売れ行きは驚異的であるとおもいます。
日本の人口が1億2000万人だったっけ?
それで、もっとも売れてる文芸雑誌ってどんなものなんでしょうか、教えて書店員!!

ともあれ東アジア出版文化圏の10年後を考えると、
あるいは日本は非常にローカルな発信地でしかなくなる可能性は、大いにありえます。
まぁ数百年前のことを考えるとそれもそれで身の丈にあってるといえば確かにそうですね。

ともあれ「書店員だったら最小説の名前ぐらいは覚えておけ」て。
確かにそうです。覚えておきます。
(なんだかおしゃれアニメな感じのイラストで覆われた雑誌でした)。

読書録。

エリクソン「黒い時計の旅」
ベンヤミン「複製技術時代の芸術」
大塚英氏「キャラクター小説の作り方」
阿部和重「グランド・フィナーレ」

複製技術時代の芸術、面白かった。
美学はファシズムをいかに克服するか、
みたいな問題提起を何処かで見たことがあるような気がしますが。

そうそう、小川信治の「アジェ・プロジェクト」の
「アジェ」が写真家だったって始めて知りました。
やはり現代美術を見るためには相応のリテラシーが必要なのですね…
もっともっと努力せな。

そしてトニ・モリソン読んでます。
なんてぇか痛々しいアウラが出てるよ。
[PR]
by vanitas-vanitatum | 2007-07-23 22:38 |

フライング・ケッグ。

約一年ぶりに行ってまいりました。
京都は田中里の前にあるビール屋さんです。
あっこのフライドポテトは非常に良いと思います。

・サミュエル・オールドスミス オートミールスタウト(スタウト)
・モンゴゾ・バナナ(エール)
・チンタオ・ダーク(スタウト)

以上3杯でふらふら。
ま、ラガーじゃないビールなんてあんまりがぶがぶのむものではないけれども。
あとなんかホワイトビールのみたかったなぁ。
[PR]
by vanitas-vanitatum | 2007-07-22 17:42 | よしなしごと

殯の森。

見てきましたー。
非常にわかりやすい、単純明快な映画でした。
あとは映像と音響に身をまかせるだけ。
セリフだって聞かんくて問題なし。と個人的には思います。
素敵だった。

余計なことですが。
じじぃ、役得だな、なんて思ったり。

とにかく緑がよかったです。
茶畑と、もののけ姫ばりの森。
そういやケルトでは緑って死の色だったような。

みなさまもぜひ。
[PR]
by vanitas-vanitatum | 2007-07-15 16:08 | よしなしごと

中国備忘録。

ぶっ壊れた乾燥機の買い替えにいってました。
まぁ実家暮らしなのでこれぐらいは払っておきましょう。

せっかく中国に行っていたので、備忘録。

1日目 成田⇒北京。

現地ガイドの徐さんと運転手の周さんと顔合わせ。
なんて日本の人がイメージする中国の人っぽい名前なんでしょうか。

北京の第一印象。蒸し暑い。最高気温が36度とかなるんですよ。
しかも日本より砂漠が近い、つまりは黄砂ががんがん降り注ぐ。
天山北路の砂ふるはなみずき、どころではなく、年がら年中降りしきるみたい。
北京からそれこそ6,70キロ離れるともう砂漠らしいので…
徐さんいわく「今日はたいしたことないよ?」って。いやいや。

そんな中北京市内の世界遺産その一、「天壇公園」へ。
明、清の歴代皇帝が方策を祈った「祈年殿」がある、
それはそれは広大な公園でした。
やっぱ日本の宗教て中国の宗教に
おおいなる影響を受けているのだなぁ、と実感しました。

て、いうか暑かった。

そして晩御飯は「全聚徳」で北京ダック。
おいしかったけど、目からうろこが落ちるほどではなかったな。
僕の体調が余りよくなかったからなのかもしれませんが。

そして京劇。一瞬で恋に落ちわずか数秒で結婚してしまう仙女萌え。
それが原因だか天の軍団に追跡されることになった仙女、
かるがると軍団をあしらってゆく強さに燃え。

ホテルは北京オリンピック会場そばの「マルコ・ポーロ・ホテル」
一応政府認定の五つ星ホテルらしいのだが、6月28日にオープンしたばっか。
デポジットで750元をとられてしまいました。
13階のデラックススウィートだかに同行者3人で泊まったのですが、
お風呂が大理石張りなのでした。1311号室にとまった最初の人じゃないのかな、僕ら?
なにぶん北京中心地からかなり離れているため、宿泊客の少ないこと。
土日にかかわらず、13回の宿泊客は僕ら以外あと一組だけでしたよ。
北京オリンピックが終わったらきっと採算合わなくなりそう。

二日目。北京。

朝ごはんおいしかったです。
カリカリベーコンにサニーサイドアップ(目の前で焼いてもらえました)。
点心ちょっと、ピータン一切れ(ちゃんとにおい抜きしてあっておいしかった)、
ワッフルにカップケーキ、ドラゴンフルーツ等々われながらよく食べました。
(さびしい話だけれども中国滞在中に食べた料理で一番おいしかったのが、
 ホテルの朝ごはんだったような。舌にあったのでしょうね。)
3日間通じてテーブルそばについてくれるJessyさん(ハーフなのかな?)が、
それはそれはツンばかりでデレがない。笑ってよもう少し。

そして世界遺産その2、万里の長城。北京市外から車で1時間ほど。
標高が高くて、風が気持ちよく涼しいのですが、
日差しが強い。それ以上に人が多い。ふははは人がゴミのようだ。

そして世界遺産その3、明の13陵。
大阪市ほどの大きさの盆地がお墓専用地として用意されていて、
そこに明の皇帝の陵墓が点在する。
「地下宮殿」が発掘されている定陵を見学。
やっぱ人が多いことこの上なかったです。

昼ごはん。
麺麺麺麺麺。5種類ほどの麺が出てその上でなぜかご飯が!!炒め物が!!
くえねぇよこんなに。

雑技見ました。
よかった。皿回しすげぇ。1台の自転車に10人の女の子が乗る芸とか。

晩御飯。
四川飯店。
有名店らしいけどやっぱいまいち。
同行者はエビチリに感動していたけど、
舌が貧しくなってるのかなぁ。

ちらりと王府井(ワンフーチン)の屋台見物。
グロい食材がいっぱい。蝉はまだ日本のはちの子を考えると許容範囲。
でもね。さそりはやめようよ。いやいや、ムカデだけはやめとこうよ。

そして足つぼマッサージ。
ちょっとぽっちゃりした、笑顔のかわいい女の子がついてくれました。
人生初めてのマッサージ体験だったのですが、なんですか、
自分の足がまるで王女さまの足でもあるかのように
扱われるのって妙にこそばゆい気分でしたね。

三日目。北京。

やっぱりホテルのMs. Jessyはツンツン。

そして天安門いきました。人多すぎ。人多すぎ。人、多すぎ。
世界遺産その4。故宮、人多すぎ。そして広すぎ。暑すぎ。
博物館部分は素通り。そりゃないよう。

故宮裏手の景山公園、いわく「故宮の堀の土を盛ってできた」公園らしい。
ガイドの徐さんいわく、「おじいさんおばあさんの集会場」とのこと。
確かにいるわいるわ、見ちゃいましたよ太極拳。

昼ごはんはシュウマイのおいしい店、らしいです。
ここもそれなりに有名店だったはずですが、残念ながら舌は喜ばず。

そして元時代から続く路地、胡同と日本でいう町屋っぽい、四合院見物。
輪テクで胡同をめぐって、京杭大運河に到達。

カンフーアクション見物。
一人の少年が迷いを捨てて道を極める!みたいなミュージカル。
全員現役の少林寺門下生が出演しているのだそうな。
いいのか少林寺。
ていうか、煩悩(てか肉欲)を断ち切るために主人公が取った修行というのが笑える。

3枚の鉄板を用意します。重ねます。精神統一します。
きぇぇぇと気合を入れておでこで割ります!!!

割れたら煩悩を振り払えたことになるのだそうな。劇の中では。

晩御飯は北海公園内にある倣膳飯荘で宮廷料理。
これはよかったような気がします。
鹿肉がまた味が濃すぎて閉口しましたが、
肉厚のしいたけのスープの滋味あふれたまろやかさが最高でした。
そうそう。
宮廷女官の格好をして門の前に立つ女の子が絶品にかわいかったです。
なんていうか、笑顔が砂糖菓子のようにふんわりしていました。
ありゃぁかいかった。写真とってこりゃよかった。

ホテルかえってテレビドラマ見ました。
「極道学園」。
主人公はちょっと不良で無口でボクシングが強くて、
一人になるとなんでかハーモニカを吹きはじめて、
たまに見せる笑顔があどけなくて女の子にきゃぁきゃぁいわれてる
ディーンっていう男の子w。オカルトものでした。
めっちゃわらった。

4日目。

チェックアウト。
そうそう。朝ごはんのとき、Jessyさんに三日間ありがとうって言ったら
ユァウェルカムってにこっとしてもらえましたよ。デレキター。

頤和園にいく予定なのを徐さんにいってキャンセルしてもらう。
そして日本でいう原宿?渋谷?の西単(シータン)につれてってもらいました。
CD買ってきましたが、一枚300円ほど。海賊版じゃない…と思います。安いなぁ…

帰国…する前に大型の積乱雲が北京を直撃して、
出発が3時間半遅れました。離陸したのが結局予定到着時刻。
成田に着陸したら10時半を回っているというありさま…

東京に行くにも終電は終わってて、結局ANA手配のバスに乗りました。
乗客全員にお見舞金が渡されて、となりの外人さんいわく、
ま、結局お金節約できたからまぁいいか。とのこと。
さもありなん。

とにかく暑くてへとへとになった、そんな旅行でした。
そうそう。北京の印象その2。
建設中。
来年度の北京五輪に向けて、
それは徹底的に町並みを作り変えている。
もうどこに視線を向けてもどこかで何かが建設中。
ものすごい勢いで脱皮して言っているとの印象を受けました。
でも、これオリンピックが終わったらいったいどうなるのでしょうか…
[PR]
by vanitas-vanitatum | 2007-07-14 20:13 | よしなしごと

中国。

北京に行ってきました。
とある事情により、出費ゼロの観光旅行です。
でもねでもね。

色々とストイックでした。

出発前日、成田のホテルに着いたのが11時30分とか。
北京ではこれでもかというくらい予定がつめられてたりとか。
朝の8時ホテル出発、帰還すると10時。
ご飯が暴力的な量だとか。

蒸し暑しほこりっぽいし。

帰りの飛行機がお天気のせいで大幅に遅れたりとか。
(成田着、10時半。ホテルには12時半着とか。)

いやもうへとへと。
明日会社やすみてぇ。
[PR]
by vanitas-vanitatum | 2007-07-10 19:54 | よしなしごと