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by vanitas-vanitatum
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January Man。

久々のブログ更新です。
あつくてやる気なくてmixiでだらだらと日記ばかり書いておりました。

どこぞの本屋さんの洋書セールでジャケ買いした、
Grantaの”Best of Young British Novelists 2003”をぼんやりと眺める。
グランタという出版社の編集方針はなかなか面白くて、
何か一つのテーマを決めて、それに沿った小説群をピックアップしてゆく。
日本だとちょっと前に筑摩とか国書刊行会がやっていたような。

"Best of Young British ~"のシリーズはなかなか骨太のようで、
1983年版には、イアン・マキューアン、マーティン・エイミス、ジュリアン・バーンズ、
サルマン・ラシュディ、グラハム・スウィフト、カズオ・イシグロ…
なんて名前がずらっと並ぶ。読んだこともない作家も、
どっかで名前は聞いたことがある人ばっかり。

さて以前はその中にサラ・ウォーターズの名前を見つけたわけなんだが、
今回は改めてデイヴィット・ミッチェルの名前を発見した。
そうそう、ナンバー9ドリームの広島在住だっけ、の作家さんです。

ナンバー9ドリーム読んだ時はあの独特のドライブ感のある訳文からつむぎだされる、
シュルレアリスム絵画のような東京像に結構病み付きになった。
(はい、東京住んでみたいですちょっと。)
都会のパラノイア的な悪夢を呼び覚ます文章ということで、
すぐに思いつくのはトマス・ピンチョンなんて人の文章なわけですが。
January Manを読み終わってこれはピンチョンとは違うなぁ、と改めておもいました。

訳文の独特の感触は、原文のもつドライブ感を結構忠実に再現したものみたいです。
主人公の家族との関わり方、子供同士の関係と、最後に出てくる老婆。
ちょっとディケンズの幻視の系譜に連なる人なんだろうな。
ゴシック的な視点でナンバー9ドリームを再読すると面白いかもしんない。

ちなみにGRANTAのページで無料公開されてましたよ、この小説。
http://www.granta.com/extracts/1959

興味ある人はぜひ。
では、また。
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by vanitas-vanitatum | 2007-08-15 12:42 |
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