人気ブログランキング | 話題のタグを見る

I would prefer not to
by vanitas-vanitatum
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
カテゴリ
全体
よしなしごと
音楽

VW
未分類
以前の記事
2011年 08月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 01月
2010年 11月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 05月
2008年 03月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月
2005年 08月
2005年 07月
2005年 06月
2005年 05月
2005年 04月
2005年 03月
2005年 02月
2005年 01月
2004年 12月
2004年 11月
2004年 10月
フォロー中のブログ
リンク
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧


木登り男爵。

とても面白い小説を読みました。

イタロ・カルヴィーノ「木登り男爵」。

イタリアの男爵家の少年が、あるきっかけを境にその後の人生すべてを樹上で過ごす。冒険も、恋も、革命も。

なんとなくクラシカルな印象も受ける、ファンタジーです。



カルヴィーノというと、ほかに読んだことのある本は、1冊だけです。

「見えない都市」。

構造主義や、記号論、メタフィクションがどうだとか、しち面倒くさいことを想起させられずにはいられないほどアレゴリカルで実験的な小説です。

大好きです。



同じ作者とは思えないほど、2作品で語りが変わっているのが印象的でした。

いえ、それでも2作品の底に共通して流れるものは、どうも同じくさいことは想像することができますが。

とりあえず俄然カルヴィーノ旋風が、今僕の中で巻き起こってます。

よむぞ~~~。
by vanitas-vanitatum | 2005-02-28 13:17 |
<< 中学にいってきました。 僕は世の中をなめていた。 >>