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by vanitas-vanitatum
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遠い山なみの光。

とても面白かったです。
カズオ・イシグロの長編デビュー作。
彼は、この作品で英国文壇に名を知られるようになりました。



内容はともかく、面白いのはその成立背景。



作者の故郷であり6歳まですごした長崎が舞台。
幼年期の印象をたどりながら書いたのかもしれません。
しかし作者自身は、すでに母国語である日本語は忘れているという。
つまるところ、作品の言語化のプロセスは、完全に英語にのっとっています。
無論登場人物の多くは日本人なのですが。
そして、ハヤカワ文庫から出ているこの作品が、「日本語訳」であること。
訳が、作者よりもむしろ主人公の年代に近い人の手によってなされていること。



日本語を忘れた帰化英国人作家が英語で書いた日本を舞台にした作品が、舞台になっている時代の近辺を生きた日本人訳者の手によって日本語に訳されている。



いい感じにねじくれてます。
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by vanitas-vanitatum | 2005-02-13 13:06 |
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