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Lolita.
Lolita, light of my life, fire of my loins. My sin, my soul. Lo-lee-ta: the tip of the tongue taking a trip of three steps down the palate to tap, at three, on the teeth. Lo. Lee. Ta.
この文章の中に、Lolitaの名前が組み込まれているのがわかりますか? 主人公は文章の上に、彼女の姿をこういう形で作り上げているのです。 "Lolita"は、主人公の告白文の態をなしています。 彼は記憶をたどり、言葉をつづることによってロリータの思い出を形にしている。 ある意味この最初の一文は、この小説を凝縮しているとも言えるかもしれない。 いいすぎです。 ナボコフという作家は、いわば言葉遊びが大好きな作家です。 一事が万事、この調子。 言葉による仕掛けが、いったいどこに散りばめられていることやら。 なかなか邦訳するのが大変そうな作家です。 来年、米文の教授が新訳を出されるそうですが。 期待してますよ、Wせんせぇ。 書きたいことがまとまらねぇ。 とりあえずこんな感じで。
by vanitas-vanitatum
| 2004-12-14 01:12
| 本
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