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by vanitas-vanitatum
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連休

本日はかけうどん一杯と、「雲竜」という村雨餡が素敵な
俵屋宗達さんの和菓子まるまる一本ですごしました。
和菓子ってなんぼでも食えてしまうから、
ほかに何もいらなくなってしまう。困った。

西尾維新「きみとぼくの壊れた世界」読了。
どう考えても萌え萌え~なキャラ萌えセカイ系小説なのだが、
どのキャラ作りにもしっかりと落とし穴が用意されている。
この底意地の悪さが西尾維新の作家性の真骨頂だな、と思ってみたり。
病院坂さん見たさに思わず続刊を大人買いしてしまった人がここに。

ぼつぼつ読みつないでる「カラマーゾフ」がいよいよ大詰め。
ドミトリーとアグラフェーナの二人にはどきどき。
・・・いたるところに、「ほらほらここポイント!試験に出ますよ」
ってな感じのドストエフスキーさんのウィンクがちりばめられてて楽しい。
心にとどまったシーンがひとつ。
ドミトリーが検事に予審を受けるシーンがあるのだけれども、
彼の視点に沿って語りが進む中、ふと焦点がずれる一説がある。
前振りとして、どちらかというとモブキャラの検事の容姿が
つらつら書き連ねられていたのだが、
それがこの一節で妙なリアリズムを持って立ち上がる。
予審を受けているドミトリーの意識が、まったく何の予兆もなく
ふとその場を離れて、検事が指に嵌めている宝石に吸い寄せられ、
それをぼんやりと眺め続けるのだ。

こういう、一見何の関連性もないが妙に説得力おある
エピソードがあるとないとで、小説の味はずいぶんと変わってくる。
たとえば「武器よさらば」のフレデリックが、キャサリンの出産の際に
猛烈な空腹感を覚え、しれっと朝食に向かったりするシーン。
これもリアリズムをもった違和感を沸き起こす代表的シーンだと思う。
簡単に言えば「そんな場合じゃないのになんかそういうことってあるよね」
という、妙な卑近さが、ぐっと登場人物とわれわれを近づけてくれる・・・
様な気が、したりしなかったりする今日この頃。

ほしくてほしくてうずうずしていた靴を買ってしまう。
ぽてっと感が最高の、Space Craftのチャッカブーツ。
オンオフどちらでもいける。はき倒す。
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by vanitas-vanitatum | 2009-12-28 01:05 |
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